「すべての不動産は公共物である」という意見に私たちは賛成します。
ですから空家のままで有効に使われない状況は、社会的な損失だと考えます。
しかし、一方で空家になっている理由には、簡単に解決できない様々な事情があることも理解できます。
この問題解決は、一人の力では難しくとも、みんなの力を集めれば解決できると信じ、
私たちは、所有者の皆様のお悩みを共有し、空家状態を解消するお手伝いをしたいのです。
空家を何とかしたいとお考えの方は、ぜひ当センターの無料相談窓口までお気軽にご連絡下さい。
ただ今、無料で診断します。
売買や賃貸のお考えになる前に、建物がどのくらい劣化してるのかを調べることで、
無用のトラブルを防ぐことができます。
また、建物の市場価値を知ることもできます。
このため、建物を検査して問題個所を正しく知ることが大事です。
ホームインスぺクション(建物診断)は目視等で現状調査を行い、アドバイスを行う業務です。
例として
・住宅の劣化状況
・欠陥の有無
・改修すべき個所やその時期
・改修箇所等のおおよその費用
空家の活用をご検討されている所有者様は是非ともご利用下さい。
無料簡易ホームインスペクションサービスについては、あくまで簡易的なものであるため、
報告書の作成は致しません。
また、所有者様の要望に応じて、有料ではございますが、
耐震診断やインスペクションの専門業者の斡旋も致しますのでお気軽にお問合せ下さい。
当センターは、神奈川県を中心に空家、空店舗、空き地の有効活用策を見出すためのサポートを行う非営利団体です。
空家、空店舗、空き地の活用方法には、売却・賃貸・リフォーム・解体などがありますが、その不動産を所有者様の要望等に応じて、
どのように活用することが最も有効であるかを判断することは難しく、専門的な知識も必要になります。
そこで、当センターでは、空家、空店舗、空き地の活用について所有者様に有益な情報を提供するための各種セミナーを実施いたします。
また、所有者様からの相談や要望を基に、的確なアドバイスを行うととともに、ワンストップにて各専門業者へ橋渡しする事で相談先の一本化を行います。
法人名 |
NPO法人 川崎市空家活用支援センター |
所在地 |
〒211-0044
川崎市中原区新城1丁目3-1
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TEL |
044-246-1007 |
構成員 |
- 理事長
- 簑口 昌明
- 理事
- 神津 弘明
- 理事
- 八木 佐知子
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理事長挨拶(設立趣旨)
現在、日本では、都市部においても空き家が増加しており、商店街が衰退し、
子どもたちの声も聞かれないなど、かつてのにぎわいが失われた地域も少なくありません。
神奈川県にも、発展した地域があるとはいえ、空き家の増加の波は、確実にやってきています。
空き家の放置は、ゴミ投棄など生活環境への悪影響・家の倒壊などの危険が生じますし、
非行・犯罪の温床になることもあります。
環境・治安の悪化はさらに人が住みにくくなるという悪循環を生みます。人口が減少し活力が失われた地域では、
少子・高齢化、経済的格差の拡大、治安悪化など様々な問題が噴出してしまいます。
そのような中、私たちは愛するまち、神奈川県において、人々がいつまでも住みたいと思える暮らしやすいまちづくりに取り組み、
活気を生み出したいと考えます。
そのために、まず、地域の特性に関する情報(急な坂が多いとか、市民活動が活発など)の収集・分析をしたうえで、
空き家の有効活用がいかに地域のためになるかについて普及・啓発活動をします。
次に、空き家を活用し居場所づくりを行うとともに、市民活動または起業のために活動場所を探している個人や団体が、
情報を取得し、空き家を有効活用できるよう支援していきます。
さらに、高齢の方が坂の上に住んで生活に困難を強いられていたら、
下のほうに移住できるといった住み慣れた地域内の移住も支援していきます。
このような様々な活動により、空き家を所有者にとっても、地域・地域住民それぞれにとっても有効活用ができるように取り組んできたいと思います。
これらの活動を続けることで、地域の人口流出を食い止め、地域の特性に合った活気あるまちづくりを支え、同様の悩みを有する他の諸都市にも情報発信していきます。
神奈川県の地に住んでいて、本当によかった。
または、神奈川県に引っ越したい。
そう思ってもらえるような地域づくりに寄与するためには、情報公開を積極的に行い、
市民の信頼を得ていく特定非営利活動法人が適当と考え、
ここに特定非営利活動法人川崎市空家活用支援センターを設立します。
2016年 3月
特定非営利活動法人 川崎市空家活用支援センター
設立代表者 簑口 昌明